六花の森＆六’café（ロッカフェ）完全ガイド！見どころや楽しみ方と工場直送限定スイーツを紹介

中札内村の道の駅から車で約5分の場所にあるのが、平成19年にオープンした「六花の森」

約10万㎡という広大な敷地には「六花亭」の花柄包装紙に描かれた草花が咲き乱れ、思う存分世界観に浸ることが可能

園内には美術館や彫刻作品がいくつもありますし、併設されている六’café（ロッカフェ）ではオリジナルスイーツを味わうことも可能です。

と言うわけでこの記事では、中札内村の人気スポット「六花の森」＆六’caféのおすすめや覚えておくと良いことを詳しく紹介します

※記事内の情報は執筆当時のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください

六花の森＆カフェ（中札内）のアクセスや入場料金・営業時間・定休日

「六花の森」があるのは帯広市中心部から車で約30分ほど離れた中札内村（帯広空港からだと車で約15分）

国道236号線から中に曲がるポイントには目印になる看板がありますが、曲がった後も分かりにくいのでナビを起動させて行くのがおすすめ。

カフェ側にも駐車場がありますが（第2駐車場）、受付に近い第1駐車場（左側にある駐車場）を利用した方が何かと便利です。

「六花の森」は例年4月下旬～10月中旬限定の開園で、営業時間は10時～16時

料金は大人1000円（小中学生は500円）ですが、JAF会員の方は800円で入場できるので忘れずに会員証を持参しましょう

※会員を含む6名まで/小中学生は300円になります

▼▼JAFの詳細はこちら▼▼

六花の森のMAP地図やおすすめの楽しみ方

冒頭でも触れましたが、10万㎡という広大な敷地内に美しい草木や美術品が楽しめる7つの建物が点在している「六花の森」

決まった順路はないので、大自然と一体化しながら心の赴くままに散策しましょう。

ちなみに、受付や観光案内所など至る所に六花の森MAPが置かれています。

なので、この地図片手に歩き回るとより効率良く回ることが可能ですよ。

先ほど紹介した六花の森MAPには、六花亭包装紙に描かれている「十勝六花」の見分け方も記載されています。

※十勝六花とはカタクリ・シラネアオイ・エゾリュウキンカ・オオバナノエンレイソウ・ハマナシ・エゾリンドウ

そんな「十勝六花」に注目しながら回るのも、六花の森おすすめの楽しみ方と言えるでしょう。

六花の森おすすめスポット＆まわり方

「六花の森」の周り方は基本的に自由ですが、実際に行ってみた感想としては時計回りに進んでいくのがおすすめ。

というわけで今回は、実際に回ってみたルート順に見どころやおすすめをしょうかいします。

六花の森おすすめ①直行絶筆館

受付から園内に入り左側に進んでいくと、まず見えてくるのが「直行絶筆館」

一つだけ離れた場所にある建物で、何となく特別な感じがします。

日高山脈を描いた坂本直行さんの未完の作品を展示しているのが「直行絶筆館」

※あとから気づいたのですがここは撮影禁止でした（汗）

建物の裏側には川が流れていて、せせらぎの音を楽しめます。

よく見るとウサギの彫刻も！

「六花の森」園内には彫刻家・青木三四郎さんが製作した野生動物が点在しているので、こちらも是非要チェック。

外にはタープテントとおしゃれなデッキチェアが設置されています。

目の前に広がる草原を眺めながらゆったりと時間が流れる「六花の森」を楽しむのもおすすめですよ。

六花の森おすすめ②彫刻「考える人（ロダンから）」

「直行絶筆館」を楽しんだ後は「六花の森」人気スポットの彫刻「考える人（ロダンから）」に向かいましょう。

写真では少し分かりにくいですが、彫刻「考える人（ロダンから）」はちょっとした丘の上にあります。

「直行絶筆館」から坂道を7分程度歩くことになるので、「六花の森」に行く時はスニーカーを履いて行くのがおすすめ。

ちょっと息切れしながら歩いて行くと、ようやくオブジェがはっきりと見えてきました。

帯広市出身の彫刻家・板東優さんによる作品で、近くで見るとその迫力に驚くはず。

「六花の森」のシンボル的な存在なので、ここで記念撮影するのがおすすめです。

迫力満点の彫刻を満喫したら、次の目的地「柏林」の方に進んでいきましょう。

園内を流れる小川のせせらぎには、きっと誰もが癒されるはず。

タイミングが良ければ、魚が飛び跳ねる様子も楽しめますよ。

川沿いにもいくつかのオブジェがあるので、探しながら進んでいくのもありでしょう。

六花の森おすすめ③柏林

お休み処として開放されている「柏林」

おしゃれで開放的な空間が広がっているので、是非ここでしばし休憩して後半戦に備えましょう。

六花の森おすすめ④直行デッサン館

「柏林」の隣のあるのが「直行デッサン館」

小学生の頃から山に登って草木をスケッチをしていたという坂本直行さん。

「直行デッサン館」には、そんな坂本さんの風景画や植物画が展示されています。

六花の森おすすめ⑤坂本直行記念館

厳しい開拓生活を癒した原野の風景と可憐な草花を特集した「坂本直行記念館」

クロアチアの古民家を移築された建物なので、日本ではあまり見かけない造りになっているのが大きな特徴（他の記念館もクロアチアの古民家を移築しています）

実はこのタイミングで写真撮影禁止マークに気づきました（汗）

館内には表示がないため、気づかない人もかなりいると思います。

六花の森おすすめ⑥直行山岳館

「直行山岳館」には、著書「原野から見た山」内にある北海道の山々（特に日高山脈）がピックアップされています。

周辺には「十勝六花」の一つ「シラネアオイ」が群生していますよ。

六花の森おすすめ⑦花柄包装紙館

「花柄包装紙館」は、六花亭ファンの方が間違いなくテンションが上がる超おすすめスポット。

建物の壁紙にはあの「花柄包装紙」が使われていて、ファンならずとも写真を撮りたくなってしまうはず！

ちなみに、「花柄包装紙館」は館内すべて撮影可能です。

坂本直行さんが描いた原画のレプリカも額縁に入れて飾られています。

よく見ると分かりますが、別々に書かれた草花の絵を切り貼りして一枚の作品になっています。

小窓からは裏手を流れる「三番川」を望むことが可能。

あの花柄包装紙に包まれるひと時を体験するだけでも、「六花の森」に行く価値はあるかなと個人的には思います。

六花の森おすすめ⑧サイロ歴史館

「花柄包装紙館」の右側にあるのが「サイロ歴史館」

「サイロ」とは六花亭が発行する児童詩誌で、創刊はなんと昭和35年！

「サイロ記念館」には、児童詩誌「サイロ」の第1号から第600号までの表紙が壁一面に展示されています。

創刊から60年に渡り子供たちの詩心を育み続けてきた歴史を振り返ることができる、非常に貴重な展示ですよ。

「サイロ歴史館」を出て道なりに進んでいくと、右側に全面ガラス張りの六’café（ロッカフェ）が見えてきます。

今すぐオリジナル限定スイーツを食べたくなるところですが、もうちょっとだけ我慢しましょう。

六花の森おすすめ⑨サイロ表紙絵館

最後に紹介するのは「サイロ表紙絵館」

坂本直行さんの跡を継ぎ児童詩誌「サイロ」の表紙絵を現在描いているのは、中札内村在住の真野正美さん。

館内には、そんな真野さんのサイロ表紙絵原画が展示されています。

これで一通り周ったことになるので、今度は六’café（ロッカフェ）につながる道を進んでいきましょう。

なお、再入場したいときはもう一度受付に行かなければいけないので、心残りがある方はこのタイミングで戻ることをおすすめします。

六花の森カフェ（六’café）おすすめ限定オリジナルスイーツメニュー

「六花の森」を堪能した後は、出口先にある六’café（ロッカフェ）に行きましょう。

ちなみに、六’café（ロッカフェ）の営業スタートは「六花の森」開園の30分後からなので要注意

入口には花柄包装紙と一緒に写真が撮れる撮影スポットがあります。

真っ白な店内はまるでギャラリーのようで、全面ガラス張りということもあり圧倒的な解放感を体感可能。

席数はそれほど多くないので、空席を見つけたら迷わず入るのがおすすめ！

大きな窓からは、芝生の広場と六花の森を楽しむことが可能です。

六’café（ロッカフェ）のメニューは以下のような感じ

• 智宏風ハヤシライス（840円）
• ポロシリカレー（860円）
• ポロシリパイ（180円）
• マルセイバターサンド（130円）
• マルセイアイスサンド（230円）
• 六花の森ヨーグルト（200円）

※食事メニューは15時までの提供

中でも人気なのは、六花の森オリジナルメニューの「ポロシリパイ」＆「マルセイバターサンド」

「マルセイバターサンド」はすぐ隣にある工場から直送されたもので、出来立てを食べられるのは文字通りここだけ（帯広本店や札幌本店でも無理です）

ちなみにメニューには、「まだビスケットとクリームが一体化しない、瑞々しい味をお楽しみください」との文言が！

一般的な「マルセイバターサンド」のクッキーはしっとりしていますが、六’café（ロッカフェ）ではまだサクサク感があるクッキー＆びっくりするくらいフレッシュなバタークリームを味わえます。

※出来立てと言ってもホカホカなわけではありません

手亡豆とベーコンのトマト煮をパイで包んで焼き上げた「ポロシリパイ」もおすすめ。

店内には「六花の森」の美しい自然を撮影した写真が展示されています。

包装紙の花をあしらった六花亭オリジナルイラストグッツもたくさんあるので、思わず目移りしてしまうはず。

空港では買えない限定商品も販売されているので、ここでしっかりお土産も購入しましょう。

先ほども触れましたが、六’café（ロッカフェ）は大人気スポットなので満席になっていることもしばしば。

お客さんの入り具合によっては、「六花の森」を周る前にカフェに入るというのも一つの選択肢と言えるでしょう。

六花の森＆カフェ（中札内村）おすすめまとめ

帯広市内中心部から車で約30分の場所にある「六花の森」は、六花亭の花柄包装紙に描かれる「十勝六花」を実際に咲かせようと作られたスポット。

軽く見るだけなら45分もあれば周れますが、できればゆっくり六花亭の世界観に浸ることをおすすめします。

クッキーがしっとりとしたマルセイバターサンドしか食べたことがないという方は、六’café（ロッカフェ）で忘れずに工場直送の味を楽しみましょう。

中札内村には、六花の森以外にも「中札内美術村」や「道の駅 なかさつない」など他にも見どころがいっぱい。

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帯広滞在中に「六花亭本店」に行くのも絶対忘れないようにしましょう。

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