札幌から約1時間の距離にある厚田公園キャンプ場。
格安オートキャンプ場のように利用することも可能なので、アウトドア初心者や子供連れキャンプの方にはかなりおすすめのキャンプ場のひとつ。
今回は、実際に行ってみて分かった厚田公園キャンプ場の魅力や注意点を紹介します
※記事内の情報は執筆当時のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください。
厚田公園キャンプ場のおすすめポイント
- 海水浴場まで車で10分
- 厚田漁港で新鮮な海鮮を安く買える
- 格安オートキャンプ場として利用可能
厚田公園キャンプ場の行き方マップコードや料金
厚田公園キャンプ場
石狩市厚田区厚田120
マップコード 514 864 523*17
営業期間 例年5月1日から9月30日
※その年によって変わるので、石狩市のホームページで確認
営業時間 12:00~翌10:00
料金 大人 200円、小学生 100円 持込テント(1張) 1,000円 ※日帰りは500円
予約は不要
駐車場 無料
問い合わせ先 Tel:0133-78-2100(管理センター)
※期間外は(株)あい風 Tel:0133-78-2300
厚田公園キャンプ場があるのは、国道231号線から約7分ほど中に入った場所。
国道231号線沿いにある厚田のセイコーマートを目印に中に入ります。
さらに上の看板があるポイントで左折します。
国道沿いのセイコーマートからキャンプ場までは、徒歩で行ける距離ではないので要注意
5月~9月末までの、約5か月間に渡って営業している厚田公園キャンプ場。
北海道で9月末まで営業しているキャンプ場は貴重な存在ですし、料金もかなりリーズナブル。
一応公式には12:00~翌10:00という営業時間になっていますが、12時前にテント設営しても問題ありません
むしろいい場所を確保したいときは、少し早めに来て場所を確保した方が良いでしょう。
厚田公園キャンプ場をおすすめする理由
簡易オートキャンプ場のように利用可能
キャンプ場の中には車を乗り入れることが可能な道や駐車スペースが多数あり、そこをうまく使えば車のすぐ横にテントを設営することも可能。
経験者の方なら分かると思いますが、車のすぐ横にテントなどを広げられるというのはかなり魅力的。
ちなみに万が一このスペースが空いていなくても、荷物の積み下ろしの時だけ車を芝生に乗り入れることは可能。
特に荷物の多いキャンパーにとって、この料金でオートキャンプ場のように利用できるというのは嬉しいポイントです
子供でも安全に水遊びできる小川
場内を横切るように流れている厚田川支流のボクサナイ川は、保護河川ということもあり水も澄んでいて魚もたくさんいます
子供でも溺れる心配のない水深なので、安心して水遊びさせることが可能。
8月中旬以降は鮭なども遡上してくるので、タイミングが良ければ間近で観察することも可能。
川のせせらぎ音はかなり癒されるので、ボクサナイ川沿いにテントを張るのが個人的にはお気に入りです。
厚田キャンプ場はゴミを捨てることが可能
厚田公園キャンプ場の大きな魅力の一つが、キャンプ中に出たゴミを引き受けてくれるということ
ゴミを持ち帰らなければいけないキャンプ場も多いのですが、できることならキャンプ場でゴミは処分したいもの。
もちろんしっかり分別しなければいけませんが、厚田公園キャンプ場はそういう意味でかなり理想的と言えるでしょう。
注意ポイント
ゴミの受け入れ時間は午前9時から午後5時まで。
もし早朝帰るような場合は、ごみは持ち帰りになるので要注意
厚田漁港朝市や海水浴場が近い
車で10分以内の距離にあるのが、新鮮な魚介を安く買えるので大人気の厚田漁港
我が家はここで毎回仕入れてからキャンプ場に向かいます。
7月~8月にかけてはウニも売っているので、うに丼・うに焼きと毎回ウニ三昧キャンプ。
もちろん特大宗八カレイやニシン、タコ足、ホタテなどいろいろ並んでいるので、海鮮バーべーキューをしたい方にはおすすめ。
また日帰り海水浴ができる厚田海浜プールも、厚田漁港朝市のすぐ横にあります。
駐車料金が800円かかりますが、ライフセーバーが監視している海水浴場ですし、日帰りということで変な酔っ払いも少ないのでおすすめ
簡単に行き来できる距離なので、まずは朝市で食材を仕入れ、セイコーマートで氷を調達し保冷した後に、改めて海水浴に来るのがおすすめプランです。
厚田の道の駅の詳細やお得に買い物する方法は、以下の記事をご覧ください
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【2021年版】朝市価格でウニやホタテが買える厚田漁港の季節ごとのおすすめや買い物術
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スペースに余裕があり大人数でもOK
厚田公園キャンプ場は基本的にフリーサイトなので、何家族か集まった大人数でのキャンプでも大丈夫。
行く時間にもよりますが、かなり広範囲を確保することも可能。
上の写真は別のキャンプ場ですが、こんな感じに巨大リビングタープを設置することもできるスペースが十分にあります。
ちなみに、厚田公園キャンプ場には夜の10時以降は静かにするように注意書きがあります。
盛り上がりすぎて他のキャンパーさんに迷惑をかけないよう注意しましょう。
厚田公園キャンプ場は札幌まで約1時間
札幌市民にとっての一番の魅力は、やはり札幌との距離かもしれません。
特に小さい子供がいるファミリーキャンプの場合、何かあったらすぐに家に帰れるというのは何にも代えがたい大きな魅力
熱中症など急に体調が悪化したような場合でも安心です。
厚田公園キャンプ場を利用してみて分かった注意点
トイレが少ない
トイレは上の写真に写っている1か所だけ
注意ポイント
男子トイレは個室(洋式)×1 小×1
女子トイレは個室×2(洋式・和式 各1)
車いす用×1
平日キャンプならこのサイズでも十分ですが、週末やお盆・海の日時期にははっきり言って全く足りていません。
特に朝は長蛇の列。
さらに管理人さんが帰った後から朝までの間に、ほぼ間違いなくトイレットペーパーがなくなります
なので、厚田公園キャンプ場に行くときにはトイレットペーパーを持参したほうがよいでしょう。
炊事場も少なめ
炊事場も上の写真に写っている1か所のみ。
こちらもトイレと同様に、平日なら何の問題もありませんが、週末だと朝にはハミガキ待ちの列ができることも。
ただみんな譲り合って利用しているので、トイレよりは数の少なさが気にならないかもしれません。
温泉が遠いので運転手が必要
厚田公園キャンプ場で一番残念なポイントが、温泉に行くのに30分以上かかるということ
厚田には温泉も銭湯もないので、お風呂に入りたいときは石狩の「番屋の湯」に行くか、浜益の保養センターに行くかの2択になります。
どうせ行くのなら浜益温泉の方が個人的にはおすすめ。
ちょっとしたお土産も買えたりします。
温泉もそうですが、コンビニや海水浴に行くときも徒歩で行くのはほぼ不可能なので、お酒を飲んでいない運転手が必要になります
全員がお酒を飲むというグループにとっては、少し不便に感じるポイントでしょう。
厚田公園キャンプ場おすすめまとめ
札幌から約1時間で行くことができる、森と小川に囲まれた人気の厚田公園キャンプ場
徒歩圏内に温泉やコンビニなどのお店はありませんが、オートキャンプ場のように利用できますし、ごみも捨てることができて、かつリーズナブルな価格が魅力的。
厚田の新鮮な海鮮も思う存分楽しむことができるので、おすすめのキャンプ場です。
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