ホリディ・イン・ナポリで目覚めた、ツアー六日目の朝
。
ツアーの最後の二日間は移動のみなので、観光できるのはこの日が最後です。
アマルフィ海岸車窓観光
この日の午前中はナポリから80キロほどの所にあるアマルフィにバスで移動して、海岸線沿いをところどころ停車しながらの車窓観光。
前日添乗員さんから、「かなりくねくね道なので酔いやすい人は酔い止めを飲んだほうがいいですよ」と言われていたのですが、乗り物酔いしない人でもちょっと油断したら吐きそうになるかもしれません
こんな感じの道が1時間以上続きます。
アマルフィ観光の日は、朝ご飯は軽めにしたほうが良さそうです。
ちなみにトイレも途中でバスが停車できる展望台に着くまで行けないので、水分も控えめにしたほうがいいでしょう。
ある程度高いところまで登ると、織田裕二主演の「アマルフィ 女神の報酬」で出てきたような絶景が目の前に広がります。
日本では絶対見られない景色です。
アマルフィというのは日本で言うと軽井沢のようなところで、イタリアの避暑地だそうです。
イタリア中からバカンスに集まってくるので、ホテルも細い海岸線の一本道の道路沿いにたくさんあります。
ただでさえ狭い道に容赦なく路駐しているので、バス一台が通るのがやっとでかなり徐行しながら進んでいきます。
こんなふうに、絶壁の崖の側面にまるで家やホテルが張り付いているような感じ。
泊まってみたいけど、ちょっと怖い気もしますね。
アマルフィの展望台の屋台は見つけたら寄るべきです
途中の展望台には、まさに南イタリアというような感じの屋台が出ています。
鮮やかな赤や黄色の屋台で見ているだけで楽しくなりますが、ここでしか買えないようなものもあるのでおすすめです。
観光バスがよくとまるからか、片言の日本語も通じますし値引き交渉なんかもできます。
ここで、袋に入った乾燥トマトや干しいちじくを購入。
乾燥トマトはガーリックが一緒に入ったものなど10袋以上買ったのですが、お土産として好評でもっと買ってくればよかったと後悔しました。
近くには、その場で搾りたてのオレンジジュースを作ってくれるお店もありました。
いつもいるわけではないと思いますが、もし見かけたら寄ってみてください。
エメラルドの洞窟
同じイタリア南部のカプリ島にある「青の洞窟」は有名ですが、ここアマルフィには「エメラルドの洞窟」という場所があります。
エレベーターで下に降りていくと、洞窟があって15人乗りくらいのボートが何台かあります。
そのボートに乗って一周10分くらいの洞窟内を、イタリア人船頭さんのジャパニーズギャグを聞きながらまわる感じです。
おそらく観光客が教えたのでしょうが、日本の古今東西のギャグをイタリア訛りの日本語で織り交ぜながら解説してくれます。
外の天気によって、海面の色も変化するようですね。
また海中を見ると「海の中の教会」があって、キリスト像やマリア像が設置されているのを見ることもできます。
船頭さんに教えてもらわなければ絶対に気づかないと思いますが・・・
そして帰り際には、しっかり船頭さんに一人1ユーロずつチップを要求されます。
払わなければ下ろさないくらいの感じで要求してくるので、諦めて払いましょう(笑)
なおエメラルドの洞窟の真向かいにはお土産屋さんが有り、トイレも借りることができます。
売っているお土産、主に陶器も素晴らしいものばかりです。
我が家もここで一枚絵皿を購入。
しっかり梱包もしてくれるし、日本円も使えるお店でした。
皿だけではなく、オリーブオイルを入れる瓶とかいろいろあります。
我が家の玄関に飾られていますが、いい記念になるのでアマルフィの陶器製品はおすすめです。
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昼食はカプレーゼ
バスは、アマルフィ海岸を抜けポンペイに向かいます。
そして、お昼はポンペイのレストランでいただくことに。
この日のメニューはカプレーゼです。
南イタリアということで、ドリンクメニューに搾りたてオレンジジュースがあったので頼んでみました。
さらに南イタリアといえば、「キリストの涙」という意味のラクリマクリスティが有名です。
もちろんこちらもオーダーします。
そして、カプレーゼ。
モッツァレラチーズとトマトのコンビは間違いないですね。
トマトソースのファルファッレも美味しくいただきました。
そしてランチを楽しんでいると、頼んでもいないのにギターを持ったおじさんが乱入してきてカンツォーネを始めます。
そして、当然終わったあとは各テーブルを周りチップの請求です。
あまりにもしつこかったので小銭を払いましたが、頑張れば払わなくても大丈夫なようです。
チップ文化のある国はなかなか難しいと思った一瞬でした。
ポンペイ遺跡観光と秘儀荘
ランチも終わり、午後からはポンペイの遺跡を歩いて観光です。
イタリア人ガイドさんも到着。
ただ実はランチのお店のスタッフさんがイケメン揃いで、ツアーの女性陣が老いも若きも写真撮影会を始めてしまい、なかなかポンペイ観光に出発してくれません。
ツアーガイドさんもちょっと困ってます。
ようやくみんな集合したので出発。
でも大惨事のあったポンペイの中を観光しているのに、女性陣はどのイケメンが良かったかで盛り上がって、ガイドさんの話を聞いていません(笑)
ポンペイの遺跡はかなり広く2時間くらい歩きます。日傘や水分を持っていったほうがいいでしょう。
テルマエロマエに出てくるような温泉施設も見ることができます。
当時の技術はなかなかなものだったようです。
そして秘儀荘へ。
なんか怪しげな名前ですが、いたって普通の家です。
時速100キロを越すスピードで押し寄せる火砕流に一瞬のうちに飲み込まれたポンペイ
火砕流と有毒ガスによって2万人が一瞬のうちに命を奪われたポンペイ。
しかしそんな中でもほぼ無傷で残った一件の家の中にある壁画があまりにも鮮やかなので、「ポンペイの赤」と呼ばれています
逆に火砕流に埋もれた為にこの壁画の赤が劣化しないで、今日まで残っているとも言われています。
またこの壁画は一連の流れを表しているようですが、何を表しているのかは未だにわかっていません。
いろいろと深く考えさせられる場所でした。
ポンペイの遺跡見学付きのツアーに行かれる方は、是非事前に予習していくことをおすすめします。
そしてポンペイ観光も終わり、再びバスでホテルに戻ります。
夕方16時過ぎにはホテルに到着し、このあとは自由時間です。
ツアーのメンバーはそれぞれが思い思いに、イタリア最後の夜を楽しむことになります。
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ジョニー
北海道とタイが大好きで、行ったり来たりしているアラフォー男子で、妻と二人暮らし。
フリーランスの整体師で、いずれタイマッサージも極めてみたいと思っている。
夫婦とも、美味しいものとお酒が大好きで、スマホのアルバムも気づけば食べ物の写真ばかり。コスパが良いものにも目がない。

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