タイと北海道を移動するのに最も楽なのは、間違いなくタイ航空を使った移動
※2018年4月よりエアアジアが新千歳-バンコク便を運航することが決まったので、今後はこれも選択肢に入ってくることでしょう
その分お値段も高いのでなかなか手が出ないのですが、タイが雨季にあたるいわゆるシーズンオフには航空券の値段もオンシーズンの半額程度まで下がります。
先日、タイ・チェンマイ空港からスワンナプーム空港経由で新千歳空港にタイ航空で移動しました。
久々にタイ航空の深夜便に乗ったので、最新事情をレポートします。
Contents
チェンマイ空港でのチェックインは国際線カウンターへ
今回の旅程ですが以下のような感じ。
20:50 チェンマイ空港発 TG121便 乗機 → 22:10 バンコク・スワンナプーム空港到着
23:45 バンコク・スワンナプーム空港発 TG670便 乗機 → 翌日8:30 札幌新千歳空港到着
チェンマイ空港からバンコク・スワンナプーム間は、タイ航空の国内線に乗って移動することになります。
チェンマイからに限らずプーケットやクラビなどから、まずバンコクまで移動してその後に日本への便に乗り継ぐ方は多いでしょう。
そんな方が気を付けなければいけないポイントが一つあります。
例えばチェンマイ~新千歳までの券をまとめて購入している場合、例え最初の移動がチェンマイ~バンコクの国内線移動だったとしても、チェックインは国際線カウンターで行います。
当たり前のことだと思われるかもしれませんが、結構間違ってチェックインする人が多いようです。
つい先日も私の友人が国内線カウンターでチェックインしてしまい、しかもよりによってカウンターの人も保安検査の人も気づかずに、制限エリアまで進んでしまったそうです。
友人は制限エリアで搭乗時間までゆっくりコーヒーを飲んでいたそうなのですが、そんな頃ミスに気付いた空港職員が大慌てでその友人の名前を放送で呼んでいました。
結局ギリギリで友人は放送に気づき、大慌てで国際線チェックインカウンターまで戻り出国審査を受け、ダッシュしてなんとかギリギリ飛行機に乗ることができました。
というわけでタイ国内の移動であっても、日本へのチケットを買っている場合は国際線カウンターでチェックインしましょう
今回の旅行ではサプライスの3000円引きクーポンを最大限に適用するため、夫婦別に航空券を購入しました。
バンコク~日本の移動は事前に座席指定できるのですが、タイ国内の移動に関しては事前座席指定が現在できなくなっています。
ただチェックイン時に席を一緒にしてほしいと言えば、一緒にチェックインしてくれるので心配いりません。
一緒に座りたい人を指さして「ドューアイガン ダイマイ」(一緒にできますか)と言ってみましょう。
無事にチェックインが完了すると、上記画像のようなシールを渡され胸に貼っておくように言われます。
これは国際線の乗り換え客であることを示すシール
このあとスワンナプーム空港で大活躍するので、絶対にはがさないようにしましょう。
粘着力が弱く結構はがれやすいので要注意です。
チェンマイからスワンナプームまでのタイ航空での移動は快適
今回の国内移動で乗った便は2-4-2のシート配列。
もちろん、タイ航空なのでモニター付きです。
といってもヘットセットがないので、音声付きのものを楽しむことはできません。
チェンマイ~スワンナプームへの移動時間は約1時間。
そんな短時間ですが、充実した機内食が提供されます。
タイ航空の国内線の機内食と言えば、安定のホットサンドイッチです。
ペットボトルの水と一緒に今回提供されたのは、てりやきチキンのホットサンド。
食べた感じは肉まんに似ていて、とても美味しかったです。
搭乗前にマックでダブルチーズバーガーセットを食べていてお腹いっぱいだったのですが、完食してしまいました。
ホットサンドと一緒に、タイが誇るOTOP商品のRICEBARも付いてきました。
さすがに食べれなくてお持ち帰りにしましたが、これも美味しかったです。
機内食を食べ終わった後は、ドリンクサービス。
さすがにアルコールはありませんが、ホットコーヒーや紅茶、各種ソフトドリンクが無料で提供されます。
そんなのを食べているうちに、あっという間にスワンナプーム空港に到着してしまいました。
スワンナプーム空港での乗り継ぎ時間はどれくらい必要?
先ほど今回の旅程を紹介しましたが、乗り継ぎ時間は1時間半ほどあります。
スワンナプーム空港はかなり大きい空港なので、特に初めての方は余裕を持ったスケジュールを組んだほうが良いでしょう。
1時間半~2時間ほど乗り継ぎ時間として確保したほうが良いでしょう。
実は今回私たち乗った便は、チェンマイ空港から出発する時間が20分遅れてしまい、到着したのが22:30過ぎでした。
次の便のボーディングタイムは23:05だったので、ちょっと焦りました。
スワンナプーム空港でチェックインされる方は、チケットに搭乗ゲートが印字されるので迷うことは少ないかもしれませんが、国内線からの乗り継ぎの方がもらうチケットには搭乗ゲートが印字されていません。
国内線移動の飛行機から降りた後、先ほどのC.I.Qというシールを貼った乗客は他の人とは違う通路に誘導されます。
乗り継ぎ客専用の通路です。
「C.I.Qの方はこちら」というステッカーもあるので、誘導される方に進みましょう。
誘導通りに進むと、長い通路に出ます。
右にも左にも進むことができる通路です。
搭乗ゲートが分からないうちはどちらに進んだらよいか分からないので、まず下の画像のような電光掲示板を探しましょう。
どちらの方向に進んでも、200mも歩けばあるはずです。
まずこの電光掲示板で、自分の次に乗る飛行機の搭乗ゲートを確認します。
搭乗ゲートさえわかれば、あとはその方向にひたすら歩くだけです。
ゲートによってはかなり歩く距離が長くなります。
もし時間がギリギリの場合や体が弱い方は、空港内をカートが走っているので乗せてくれるようにお願いしてみることもできるでしょう。
本当にこっちでいいのか不安でしょうがなくなったら、早めに空港職員をつかまえて聞いたほうがいい場合もあります。
間違った方向に進みすぎてしまうと、リカバリーできなくなることもあるからです。
チケットを見せながら「アンニー ジャ バイ ティナイ ディー」(どこに行ったらいいですか?)と聞きましょう。
自分の搭乗ゲートまで無事にたどり着いて時間が余っているようなら、スワンナプーム空港免税店を周ってみるとよいでしょう。
かなり充実した免税店や飲食店、タイマッサージ店があります。
免税店巡りで軽く1時間以上つぶれてしまうので、乗り継ぎ時間は長めにとっても問題ないでしょう。
バンコク~新千歳行きの深夜便TG670便でおすすめの席は
シート配列は3‐4‐3
新千歳からバンコクまでの便はモニター横に差し込み口がありUSB充電ができたのですが、今回の便は残念ながら充電不可でした。
ただそれ以外は同じようなエンターティメントが楽しめます。
もちろん今話題の「美女と野獣」も観賞可能。
国内線はできませんでしたが、バンコク~新千歳区間は事前にネットで座席指定が可能。
特に深夜移動なので、座席によってどれくらい眠れるかが決まります。
夫婦やカップルの方に、もし空いていればおすすめなのがこちらの席。
一番後ろから3列目までは、3席シートが2席シートになっています。
後ろのトイレが近いですが、すぐ隣というわけではないのでそこまで気にならないでしょう。
特に窓側の席は空間にかなり余裕があり、ぐっすり眠れることでしょう。
航空券を購入し予約番号が確定したら、タイ航空のページから座席指定のページに行けるのでいち早く座席指定をしましょう。
ちなみにもちろん私たちはこの2席並びのシートを予約したのですが、びっくりするくらい機内がガラガラで結局私は真ん中の4席シートを独占し完全フラットの中で爆睡できました。
今回に限っては、ビジネスクラスよりも寝心地は良かったと思います。
飛行機は前方よりも後方の方が空いている傾向があるので、帰り特に急がない方はあえて後方席を指定するのも一つの方法でしょう。
タイ航空深夜便の機内食
ほとんどの便が真夜中の出発になるので、最初の機内食は簡単なものになります。
離陸後20分ほどで、機内食とドリンクが提供されます。
真夜中なので、食べないお客さんもかなりいました。
私も持ち帰って、結局札幌の自宅で食べました。
飲み物ですが、お茶や水、オレンジジュースなどのソフトドリンクを持ってCAさんがまわってきます。
ビールやワインなどのアルコールは、CAさんに言えば少しあとから持ってきてくれます。
食べ終わったら、機内は照明が落とされ睡眠タイムになります。
CAさんはほぼまわってこなくなるので、何か用がある場合はボタンで呼んだほうが良いでしょう。
そして着陸1時間半ほど前に、CAさんがおしぼりを配りながら乗客を起こして回り朝食のオーダーを確認します。
ちなみに、この日は魚とオムレツから選べました。
半分寝ながら食べた朝食がこちら。
温かいオムレツとソーセージ、ハッシュドポテトの洋風メニューです。
パンとヨーグルトと果物が付いています。
またこれとは別に、暖かいクロワッサンも後から配られました。
個人的には、このオムレツの朝食はかなり気に入りました。
妻が頼んだ、和食の魚メニュー。
あんかけがかかっています。
こちらも普通に美味しかったそうです。
ちなみに、朝食時にも注文すればアルコールを出してくれます。
到着後運転される予定のない方は、朝からビールというのもいいかもしれません。
まとめ
今回1年ぶりにチェンマイ~札幌新千歳空港間をタイ航空で移動しましたが、やはり快適だなと感じました。
我が家がいつも利用するスクートのスクートビズ席の方がシートの座り心地が良いですが、映画などの種類の豊富さや機内食の美味しさ、アルコール飲み放題などの特典はやはりうれしいです。
タイ航空は高いのでなかなか乗れませんが、また来年の今頃乗れたらいいなと思います。
ちなみに2018年2月現在、日本発のタイ航空の往復航空券を買うならHISが運営しているSurprice (サプライス)経由で買うのが絶対におすすめ
スカイスキャナーなど比較サイトで検索するとサプライスの航空券は最安値に近い値段で販売されていますが、さらに定期的に配布されている3000円オフクーポンなどを使うとかなりお得に購入することができます。
しかも何回でもクーポンは使えるので、今回の私たちのように2人分のチケットを取るときは1枚ずつ購入することにより、さらにお得に買えちゃいます。
我が家も今回この方法で夫婦別々に航空券を取り、もともと安かったチケットをさらに6000円安く買うことができました。
ただチェックインなどの手続きも、別々に行わなければいけません。
また座席なども何もしなければ離れ離れになってしまうので、事前にしっかりウエブ上で座席指定しておきましょう。
新千歳空港からチェンマイ空港までの搭乗レビューはこちらの記事をどうぞ
-
-
【タイ航空搭乗記】新千歳空港からチェンマイ行きのタイ航空B787搭乗レポート。機内食の美味しさは相変わらずです。
我が家は万年貧乏なので、基本的に北海道とタイの間の移動には成田からコスパ最高のスクートを使い移動します しかしタイが雨季になりタイ観光のオフシーズンになる6月~9月には、航空券の料金も大幅に下がります ...
LCC便で移動するならスクートを使うのがおすすめ
-
-
【LCCとは思えない】タイに行くならスクート航空で決まり‼なぜ今スクートがかなり熱いのか徹底解説しようと思う
SCOOT(スクート)という航空会社を聞いたことがあるでしょうか。 私たち夫婦はスクートが大好きなのですが、それを他の人に言うと海外によく行く人でもそんな会社聞いたことないというリアクションをします。 ...
スクートのビジネスクラス「スクートビズ」もタイ航空のエコノミー席より安く買えちゃいますよ
-
-
【スクートビズ搭乗記】日中フライト便なら絶対にスクートビズの方がおすすめ。精神的な余裕と身体疲労が全然違うよ‼
我が家がタイに行くときによく利用するスクート航空ですが、今回初めてスクートビズ(スクートのビジネスクラス)の日中フライト便(成田⇒バンコク)に搭乗 深夜便とはまた一味違ったフライトになったので、徹底レ ...

ジョニー
北海道とタイが大好きで、行ったり来たりしているアラフォー男子で、妻と二人暮らし。
フリーランスの整体師で、いずれタイマッサージも極めてみたいと思っている。
夫婦とも、美味しいものとお酒が大好きで、スマホのアルバムも気づけば食べ物の写真ばかり。コスパが良いものにも目がない。

最新記事 by ジョニー (全て見る)
- バトゥフェリンギのナイトマーケットとホーカー(屋台街)の楽しみ方を徹底解説 - 2018-04-21
- バトゥフェリンギエリアでコスパで選ぶなら間違いなくナンバー1ホテルホリディインリゾートペナンの魅力を徹底解説 - 2018-04-19
- 子供連れでバトゥフェリンギエリアに宿泊する方にホテルベイビュービーチリゾートを私が強くすすめる理由とは - 2018-04-14